FAQ

慢性疲労症候群についてのQ&A

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小児でも慢性疲労症候群は発症しますか?
日常的に疲れを訴える子どもが増えており、睡眠不足やストレスが背景にあり、不登校や引きこもりの子どもの多くは慢性疲労症候群と考えられています。実際に小児の慢性疲労症候群の診断基準はあります。

小児慢性疲労症候群の診断基準(厚労省研究班)
  • 原因不明で30日以上続く慢性疲労。休んでも改善せず活動レベルが低下
  • 以下のうち主症状2項目を含む4項目以上が該当
〈主症状〉①記憶力・集中力の低下②睡眠異常③疲れやすく、休んでも回復しない④頭痛・頭が重い
〈副症状〉①のどの痛み②首やわきの下のリンパ節痛③筋骨格系の痛み④腹痛・吐き気⑤微熱⑥めまい

睡眠の慢性的欠乏による体内時計の狂いが原因と考えられ、早寝早起きリズムの回復が必要です。
小学生の0.5%、中学生の3%が慢性疲労症候群であると考えられています。
不登校を『怠け癖』とか『こころの問題』と決めつけるのでなく、慢性疲労症候群も念頭におかなくてはなりません。
治療は早寝早起きをすること必要があればメラトニンを処方して睡眠のリズムを戻すことが大切です。

線維筋痛症についてのQ&A

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18ヵ所の圧痛点のうち11ヵ所は満たしませんが圧痛点があり、線維筋痛症の診断基準を満たしませんが、線維筋痛症と同じ症状があります。
圧痛点が1つ足りないために線維筋痛症と診断されず治療が受けられない患者さんが少なからずいることは事実です。
このような患者さまはchrronic widwspread pain(CWP)と診断します。
CWPの患者さまも線維筋痛症と同様の治療を行うことが望ましいてされております。

脳脊髄液減少症

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コンピュータを持っていないので問診票をダウンロードできません。
当院にお電話ください(029-825-5200)。問診票を含めた資料をお送りいたします。
電話で初診の予約はできませんか?
申し訳ございませんが現在のところこちらに問診票をいただいてからが治療のスタートとなります。
硬膜外自家血注入(以降ブラッドパッチ)の目的は何ですか?
ブラッドパッチとは自分の血液を採取し、その血液を硬膜外腔に注入して硬膜に開いてしまった穴をふさぐ方法です。
一般的には男性30~40ml、女性20~30mlを注入しますが、注入する部位や硬膜外腔の広さによって増減します。治療は5分程度で終わります。
ブラッドパッチ後点滴を1000mlしますので治療全体で2時間半から3時間程度かかります。
注入時や注入後に軽度の腰痛、頭痛、めまいが出現することがありますが、すぐに良くなります。
また血液が硬膜外腔に入り髄液圧が高くなるせいか治療直後から急激に症状が改善する方もいらっしゃいます。
よってブラッドパッチの目的は硬膜に開いてしまった穴をふさぐことと血液を注入することと髄液圧を高めることで症状の改善をはかることです。
ブラッドパッチとは具体的にどのようなことをするのですか?
  • ベッドで横向きになり、膝をかかえ背中を出来るだけ丸くします。
  • 腰部を消毒し局所麻酔をします。
  • 硬膜外針を用い腰部から硬膜外穿刺を施行する。
    針先が硬膜外腔に到達していることを確認した後、上腕部から静脈血を採取し、すぐに硬膜外腔に注入します。
  • ブラッドパッチが終了したら点滴を1000mlします。
    この間はベッドで楽な姿勢で過ごしていただきます。所要時間は2時間半から3時間程度です。
  • 点滴終了後は診察を受け、当日の治療は終わります。
ブラッドパッチは安全ですか?
ブラッドパッチによる起こる可能性のある副反応を以下に示します。
ⅰ)感染症
  • 針を刺して行う治療には常に感染症を伴う可能性があります。
  • 1度体外に取り出した血液を再び体内に戻す治療なので普通の注射より感染症の可能性は高いと考えます。
当院の対策として院内を清潔に保ち手技の清潔操作はもとより、抗生剤を点滴、経口投与を3日間していただいております。
今まで500症例以上のブラッドパッチをしてきましたが感染症を発症した方はおりません。

ⅱ)腰痛
  • これはしばしばみられる副反応です。原因として注入した血液が神経根を刺激しているために起きていると考えられます。
また注入時に痛いのに無理をして大量に注入した場合にしばしば認められます。当院では痛くなるまでの注入はしません。
また痛くなってしまった方には硬膜外ブロックが著効します。

100%安全な医療行為はありませんが、100%安全な医療行為が出来るよう努力しております。
ブラッドパッチ治療後はどのようにしたらよろしいでしょうか?
ブラッドパッチ後2~3日間は点滴をします。当院で希望される方は、当院の近くのホテル、旅館にご宿泊いただき点滴治療をします。
また地元の病院での点滴を希望される方に対しては紹介状をお書きします。
治療後の安静はどの程度必要ですか?
当院の患者様で自営業の方でブラッドパッチの直後から営業に行かなくてはならない方もおりましたが、完治いたしました。
しかしこのような方は特例でありお勧めはできません。可能であれば1週間は自宅で安静をまた1カ月後より軽度の運動(ウォーキング程度)を開始してください。
治療にかかる費用を教えてください。
初日のブラッドパッチに32400円(点滴込み)、以降の点滴は5400円かかります。硬膜外生食注入(生食パッチ)は32400円かかります。
MRI、MRミエログラフィーの検査は保険適応で3割負担の方でそれぞれ約1万円程度かかります。
硬膜外生食注入(生食パッチ)はする必要がありますか?
もともと硬膜外生食注入はRI検査で診断がつけられない患者さまに対してまず硬膜外腔に生理食塩水を注入して一過性であれ症状の完全を認めたら、脳脊髄液減少症と診断しブラッドパッチを施行するか否かと決定する検査でした。
しかし硬膜外生食注入をしていくうちに硬膜外生食注入で治癒してしまう患者さまも出てくるようになりました。
私としては診断のみならず、治療効果も期待できるため硬膜外生食注入はした方がよいと思っております。
硬膜外生食注入が効くということは脳脊髄液減少症の原因は髄液漏れではないと考えていいのでしょうか?
れは非常に難しい質問です。まず私が今まで診察をしてきた約500名の脳脊髄液減少症の患者さまで確実に脳脊髄液減少症と診断できた患者さまはおりません。
それはなぜかというと診断基準がはっきりしないためです。特にRI脳槽・脊髄液腔シンチグラム検査が大切とありますが早期膀胱内RI集積、RIクリアランスの亢進は正常人でも認められるからです。
私はこのような間接所見も大切に思いますが、やはり確定診断は直接所見、要は漏出部位を確認することであると思います。
しかし何の検査のどのような所見が髄液漏かという議論はまだされていませんので診断医によって診断が様々です。
実際に診療をしていると髄液漏れの患者さまは一般に言われているほど多くないように思えます。また硬膜外生食注入で治癒する患者さまも出現し、脳脊髄液減少症と言われている病態は当然本当に髄液が漏れている患者さまもおりますが、硬膜外腔に生理食塩水や血液が入ることにより穴をふさぐというより、
これらが髄液圧を高めたり、髄液のリンパ管への移行を刺激しているため症状が改善している患者さまも大勢いるのではないかと思っております。
脳脊髄液減少症と診断されブラッドパッチを何回もしておりますが症状が改善しません。
このような患者さまからの相談は最近多くなっております。『もう1度本当に脳脊髄液減少症なのか』考えてみる必要があります。

またこのような状態の場合、主治医も脳脊髄液減少症と診断しブラッドパッチをするしか治療手段がないという手詰まりな状態に陥っている場合も多々あります。
診断基準の変更もあり、私たちにもデータが蓄積されてきましたので主治医とよく話し合ってみてください。
当然、セカンドオピニオンが必要の患者さまには対応させていただきます。
脳脊髄液減少症の治療を受けましたがまだ残存症状があります。このような場合にはどのような治療がいいのでしょうか?
残存症状に対する報告はいろいろあります。
当院では内服薬や水分補給のための点滴はもちろんのこと、漢方治療、鍼灸、プラセンタ(注射、内服)、マイヤーズカクテル点滴を施行しております。
またアミノ酸の大量摂取も有効の方がいます。
幹細胞移植治療も治療効果に期待できると思っております。

高濃度ビタミンC点滴についてのQ&A

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高濃度ビタミンC点滴を受けられない人はいますか?
1.腹水のある方 2.腎臓機能の低い方 3.脱水症状の方 4.病状が極端に悪化している方 5.現在、透析治療中の方にはお勧めできません。
また治療前の検査でG6PDが欠損している方は受けられません。
高濃度ビタミンC点滴治療はどのようなガンに有効なのですか?
乳ガン、前立腺ガン、肺ガン、悪性リンパ腫、肝臓ガン、大腸ガン、膵臓ガン、卵巣ガン、膀胱ガン、腎臓ガン、子宮ガン、
多発性骨髄腫などで有効であるとの報告はありますが、まだ治療法としては確立はされていません。効果にも個人差もあります。
治療を希望する方は、まず主治医にも相談されるとよいでしょう。
効果がある患者さんの割合はどのくらいでしょうか?
ガンの種類、超高濃度ビタミンC点滴療法を開始したときのステージも患者さんによりそれぞれに異なっているので一概には言えませんが、アメリカの人間機能改善センターでは、60~70%の患者さまに明らかに効果があったと報告しています。
超高濃度ビタミンC点滴療法は小児ガンには適用できるのでしょうか?
ガンの種類や病状によると思いますので、主治医とご相談下さい。確実に効果が出るとはいえませんが、チャレンジする価値あると思います。
高濃度ビタミンC点滴療法は他のガン治療と併用は可能ですか?
高濃度ビタミンC点滴療法は抗ガン剤治療などの他のガン治療との併用も可能です。
なぜC型肝炎にも有効なのでしょうか?
ウイルス性の慢性肝炎や肝硬変では、約40%の患者にビタミンA・C・Eの欠乏が認められます。炎症を起こしている肝臓の組織には、活性酸素が多く発生しています。
C型肝炎ウイルスに感染した場合、治療としては「ウイルスへの抵抗力を高めること」と「活性酸素を除去して炎症を抑えること」の2点が必要になってきます。
多量の活性酸素をなくし、炎症をおさえ、ガン化するリスクを減らすためにも、抗酸化ビタミンを摂ることは大事だと言われています。
ビタミンC・E・Aは、活性酸素を除去する代表的な抗酸化ビタミンです。中でもビタミンCは、ウイルスに対する抵抗力を高める働きを持っていることがわかっていますし、体内でインターフェロンの産生を強化する働きがあることが確認されています。
この点からも、C型肝炎の人がビタミンCを含めたビタミン類を十分に補うことで、病気の進行を遅らせ、予後の改善をはかる可能性があると考えられます。
高濃度ビタミンC点滴療法はC型肝炎ウイルスの増殖を抑える効果があることが、臨床的に確認されています。
補足となりますが、C型肝炎の患者さんは、特に肝臓に鉄分がたまりやすく、この過剰沈着した鉄を介して活性酸素などが生じさらなる肝細胞障害を起こしています。
そのため、鉄分に対する注意が必要です。
鉄分に注意すべきC型肝炎ですが、ビタミンCには鉄の吸収を促進する効果が認められています。
よって肝臓の検査などを通して、鉄の過剰状態があると診断されたときは、鉄分を摂りすぎないようにすることが大事です。
それが、ビタミンCをC型肝炎に有効に働かせるための第一歩になるのではないか、と言われています。

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