帯状疱疹発症予防のために帯状疱疹ワクチンの接種をしましょう (対象年齢:50歳以上)
当院で帯状疱疹ワクチンの接種が可能になりました。
当院で帯状疱疹ワクチンの接種が可能になりました。
日頃より免疫力を低下させないことが重要です。
バランスのよい食事や十分な睡眠をとり、疲れやストレスをためないように体調管理を心掛けることが大切です。
また、50歳以上の方が対象の帯状疱疹ワクチンを当院で接種することができます。
バランスのよい食事や十分な睡眠をとり、疲れやストレスをためないように体調管理を心掛けることが大切です。
また、50歳以上の方が対象の帯状疱疹ワクチンを当院で接種することができます。
現在、帯状疱疹ワクチンは2種類あります。
当院で推奨しているワクチンは『サブユニットワクチン:シングリックス』です。
特徴は、水痘ワクチンと比べて有効性が高いと考えられ、生ワクチンを接種できない
リウマチなどの免疫抑制をきたす治療を受けている方にも接種が可能です。
- 水痘ワクチン(水痘生ワクチン)
- サブユニットワクチン(シングリックス)
当院で推奨しているワクチンは『サブユニットワクチン:シングリックス』です。
特徴は、水痘ワクチンと比べて有効性が高いと考えられ、生ワクチンを接種できない
リウマチなどの免疫抑制をきたす治療を受けている方にも接種が可能です。
- 1.薬剤の種類
- 不活化ワクチン
- 2.対象年齢
- 50歳以上の成人のみ対象となります。
- 3.接種回数
-
2回(2ヶ月後に2回目接種)
2回目は遅くても6ヶ月後までに接種する必要があります。 - 4.接種方法
- 1回0.5mlを筋肉内注射で投与します。
- 5.予防効果
- 50歳以上で約97%、70歳以上で約90%という非常に高い効果が期待できます。
- 6.副反応
- 接種部位の痛みや腫れ、発赤、筋肉痛、全身倦怠感など
これは、体内で強い免疫をつくろうとする仕組みが働くためと考えられます。
いずれも、3日~1週間で消失しますが、気になる症状がある場合はご相談ください。 - 7.金額
- 2回接種 40,000円(税抜)
※ワクチンの接種は予約制となります。ご希望の方は事前に当院へご連絡ください。
- 定期的に接種が必要なの?
- 現段階では、一生に1回の接種でよいとされています。
- 帯状疱疹に罹っていても接種できるの?
-
接種可能です。
発症後6ヶ月以降であれば投与可能です。
現在、罹患中の患者様は診察にて接種時期を医師と相談してください。 - 他のワクチンと同時に接種できるの?
-
医師が必要と判断した場合
不活化ワクチン(肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン)は同日接種可能です。
しかし、副作用などを見分けるためにも可能であれば1週間程度の間隔をあけて接種することをお勧めします。 - 助成はあるの?
- 現在、茨城県での費用助成はありません。
- 来院すればすぐに接種できるの?
-
予約制となっています。
予約後、接種できるまで1週間程度お時間をいただきます。
また、パンフレットも用意しています。お気軽にお申し付けください。
痛みは徐々に増していき睡眠を妨げるほど激しい痛みの場合もあります。
原因となるのは、多くの人が子どものころに感染する水ぼうそう(水痘)のウイルスです。
水ぼうそう(水痘)に罹ると治った後も、ウイルスが体内に潜んでいて加齢や過労、ストレスなどによる免疫力の低下などが原因となり、再びウイルスが活性化し帯状疱疹を発症します。また、糖尿病やがんなどの免疫力が低下する疾患が原因になることもあります。
日本人の成人約90%以上が、帯状疱疹の原因となるウイルスが潜んでいて、80歳までに3人に1人が発症するといわれています。
特に50歳代から発症率が高くなります。
発症すると、皮膚の症状だけではなく、神経にも炎症を起こし痛みが現れます。神経の損傷がひどいと、皮膚の症状が治った後も激しい痛みが続くことがあります。
皮膚が治った後も3か月以上痛みが続くものを『帯状疱疹後神経痛(PHN)』と呼びます。「刺すような痛み」「焼けるような痛み」と表現され、数年にわたり痛みが改善されないことがあります。
50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割がPHNを合併するといわれています。
特に高齢者ではリスクが高く、PHNを防ぐためにも帯状疱疹の予防が大切となります。